こんにちは、マスダーです。
2024/01/07から2024/01/10に開催されたRegional Scrum Gathering Tokyo 2025(以下、RSGT2025)に参加してきました! 2025.scrumgatheringtokyo.org
今回は、RSGT2025の感想ブログです。
セッションについて
いつものことながら格の違いを痛感するのが吉羽さんのスプリントレトロスペクティブ Deep Diveでした。スクラムイベントについて、簡潔かつ丁寧にまとめられていて、発表としても資料としての完成度も高く、「これが、プロのアジャイルコーチだよね!」と感じてます。
Deep Diveシリーズの資料は、お仕事先でもよく使っていたので、今回のスプリントレトロスペクティブ編も、きっと使うでしょう。
1日目のkeynoteでFASTについて触れられていたので、FASTが気になって「エンジニアリングマネージャー視点での、自律的なスケーリングを実現するFASTという選択肢について」を聞きました。アジャイルコーチの今井さん草の根活動で、スケーリングについて開発チームと取り組まれているのが印象的でした。今井さんレベルのアジャイルコーチであれば、トップダウン的な動きになるのが普通だと思ってたのですが、草の根側なのかという驚きです。それだけ、飯田さんをはじめログラスさんのマネージャーをされている方々が、活躍されている証拠なのかなと捉えています。
昔一緒にお仕事させていたいていた石毛さんが次の会社でどんな活動をされているのかが気になり「社内受託開発からの脱却:考える人と作る人の壁を越えるためのアプローチ」を聞きにいきました。発表冒頭の「良いものを作りたい」、「ビジネスに貢献したい」というのは、一緒に仕事をしているときから変わってなくて、個人的に安心したりしていました。ロードマップに機能を載せるべからずの話も過去していて、新しい会社でも実践されていて、すごいな!って思ってました。
小田中さんの「アジャイルチームが変化し続けるための組織文化とマネジメント・アプローチ」は、僕から見てトップレベルの方々が集まっていても、悩みがあって、更に進化していくチームがあるんだ、そしてエンジニアリングマネージャーやスクラムマスターの存在の重要性を改めて確認する機会になりました。僕かすると、「しーばさんって、コードを書くこともエキスパートだし、スクラムマスターとしも動けるし、マネジメントもできるし、めちゃくちゃすごい人じゃん!」って単に思ってしまうのが、「しーばさんが本当にやりたいことはなんだろう?」と立ち止まって考えれるのが、本当によいマネージャーなんだなーって思ってます。
原田さんの「新人マネージャーサバイバルガイド - 使いやすい便利なマネージャーになろう」は、原田さんから過去伝えていただいた「スクラムマスターはこう動く必要があるぞ!」と重なる部分が多く、新しくスクラムマスターになる方にも知っていただきたい内容でした。もちろん僕も完全にできているわけではないですが、「流石に新人マネージャーの落とし穴に引っかからないように動けているな」と自信につながる講演でした。
2日目のジェフ・パットンのkeynoteは、頑張って英語しか流れない部屋で聞いていたんですが、お話するスピードが早すぎて、ちょっと理解がおいつてませんでした。今年は、いよいよ英語と向き合おうと決心しました。
廊下
RSGTスライドまとめブログについて知ってくださっている方が多く、「いつも助かってます!」と伝えていただき、嬉しくなりました。
今年のブログはこちら!ぜひスライドを見返したり、会社の報告書を書くときに有効活用してください!
Regional Scrum Gathering Tokyo 2025のスライドまとめ #RSGT2025 - スクラムマスダーの日記
また、年末に書いた「アジャイルコーチを名乗る覚悟」も見てくださった方が多く、以前からの面識のある方に、「めちゃくちゃエモくてよかったです!」、「アジャイルコーチ名乗っているからこそ、うってなりました」、「アジャイルコーチダーさんに名前変えるんですか?」など感想いただけてよかったです。
思った以上に読んでいただいたので、増補改訂版で、どこかのスクラムフェスで公募しようかと思います。スクラムフェス福岡に出そうと思いましたが、ゲーム業界にとって重要な日(詳しく言えない)と被っていたので、今のところは新潟かなと思っています。
OST
OSTの前に川口さんのおかげで、ゲーム業界のカンファレンスCEDEC2025の公募について告知させていただくことができました。川口さん、ありがとうございます!
公募は、2/17までなので、興味を持っていただいた方はぜひ公募いただけると嬉しいです。
OSTでは、久しぶりにアジャイルラジオの公開収録をしました。
飲み会
1日目はナイトセッションには参加せずに、吉羽さん、山根さん、森田さん、青山さん、高橋さん、菊池さん、Sammyさんらと飲みに行きました。
吉羽さんと夜飲みながらお話するのが初めてで、2時間ほど色々とお話できてよかったです。吉羽さんがゲーム業界のことについて興味を持っていただいて、ゲーム業界の事情をお伝えできて、良かったです!アトラクタの皆さんとお話できる貴重な機会だったので、最高でした。
3件目のお店で、nacoさんと初めてお会いできて、スクラムマスターになりたいお話を聞けて、懐かしい感じに浸ってました。過去アジャイル推進室という部署を作ってもらったことをお伝えすると、刺さったようで良かったです。
3日目は、小田中さん、ブロッコリーさん、じゅんぺーさんという豪華メンバーの仲間に入れていただき、厳しい1on1を初体験してきました。小田中さんは、フォトグラファーの才能をお持ちでした!
おわりに
RSGTに1回も登壇したことないんですが(これを伝えるといつも驚かれます!子どもが生まれてからの3年は公募も出してないよ!)、初めてお会いした方から「マスダーさん、一方的に知ってます」とお伝えいただいて、いつも恥ずかしいばかりです。
小田中さんから「スライドまとめブログでのマスダーさんのRSGTの貢献度すごいですよ!登壇したら、いつブログに載せてもらえるか、待ってますよ!」って伝えていただいて、ちょっとは貢献できているのかなーと思ってます。
また来年、羽田でお会いしましょ〜。