最初に伝えたいこと
2024/06/18に発売された『脳に収まるコードの書き方 ―複雑さを避け持続可能にするための経験則とテクニック』に、翻訳レビュアーとして関わらせていただきました。気になる方は、ぜひ購入してください!
将来やりたいことを話してみたら、霞を食べたいという話になった
先日、「マスダーさんは、将来、どんなことをしていきたいんですか?」という話題になりました。
その時に回答したのが以下のような内容でした。
- 技術書の翻訳などをやっていきたい。とはいえ、これだけで食べていくことが難しいのは知っている。
- 食べていくためには、クライアントワークを週に数日は実施する必要がある。
その時に、「マスダーさんは、霞を食べたいんですね」というフィードバックをもらいました。
たしかに、お金がかからない状態、つまり霞を食べて生きていける状態なのであれば、僕はやりたいことができる環境になるんだなと気づきました。
技術書レビューは楽しい
技術書のレビューは、世の中に出る前に内容を知ることができたり、翻訳書籍であれば英語を読んだりするので、楽しくできています。
また、先輩のプログラマーの方から「マスダーさんが出版に携わられていた、『脳に収まるコードの書き方』を購入しました。『脳に収まる』という表現が非常に素晴らしく、良い日本語ですね。」と伝えていただき、僕が考えたわけでもないのに、非常に嬉しく感じました。
自分が何かしら関わっているプロダクトに、良いフィードバックを伝えていただけることは、悪い気分にはなりません。
とはいえ現実は厳しい
アトラクタさんの合宿イベント・アジャイルコーチとスクラムマスターの集いで、Ryuzeeさんに翻訳で、どれくらい稼げるかについて具体的に教えていただく機会がありました。
やはり、技術書の稼ぎは少ないという現実を教えていただきました。
※ちなみに、10月開催のアジャイルコーチとスクラムマスターの集いが、絶賛申し込み募集中です。(僕は残念ながら、家族都合で参加できません…)
とはいえ、半々くらいがいいよね
「技術書の翻訳だけの仕事がいいのか?」となると、それもまた違うなとも思っています。
実際のソフトウェア開発の仕事を、スクラムマスターなり、アジャイルコーチなり、エンジニアなり(とはいえ、コードを書くのをメインで仕事として引き受けることはなさそうですが)で、取り組むことにも充実感を感じています。
多分、たくさん霞を食べて生きていけたとしても、仕事していると思ってます。
なので、週2くらいは、ソフトウェア開発の仕事をして、週3くらいは技術書の翻訳などをして、残りは家族と過ごす、くらいがいいのかなと思っています。