会社のお昼休みに、Management 3.0 ワークショップが行われたので、参加しました。
yoshiyoshifujii さんが、ワークショップを開催してくださいました。
ブログも投稿されてます。
yoshiyoshifujii.hatenablog.com
学びも多くあったので、本ブログでも、共有したいと思います。
Management 3.0の定義
Mangement 3.0とは従業員を幸せにするためにオランダ出身のヨーガン アペロ(Jurgen Appelo)の世界80ヶ国で展開している新しいイノベーションとリーダーシップそしてマネジメント運動です。 リーダーシップの定義をあらため、マネジメントをグループの責任とします。自己組織化により高い内発的動機付けが可能になり、従業員の満足度が向上します。Management3.0は、従業員の満足と組織目標を同時に達成するもっとも効率の良い方法とされています。これはフレームワークや方法論や具体的な活動で定義されるものではなく、組織システムについてのひとつの見方であり、「正しいことをしている」状態とされます。
スクラムのチームビルディングと同じですね。開発チームを自己組織化させることが、スクラムマスターの役割なのですが、まさにMangement 3.0に通じるものがあります。
ちなみに、Mangement 3.0というからには、Mangement 1.0とMangement 2.0もあります。
Mangement 1.0の定義
Management 1.0とは、トップダウン式で、少数の人が権限を持っているタイプの組織の運営方法です。つまりマイクロマネジメントです。ヒエラルキーの下にいる人たちは責任がほとんどなく、いい仕事をしようというモチベーションがありません。このとき、「マネジメントとしては間違ったことをしている」状態になってしまいます。しかし、残念ながら世界でもっとも広く普及しているマネジメント方法です。
Mangement 2.0の定義
Management 2.0とはManagement 1.0という古いシステムに、作業効率と従業員のモチベーションを上げるための、大量の活動を追加した状態のことです。こちらもトップダウン・アプローチに変わりはありません。そして残念ながら度々間違ったアプローチを適用している「正しいことを間違った方法でやっている」状態とされます。
※引用
http://nuworks.jp/ja/management30/
ワークショップについて
ワークショップでは、ムービングモチベーターズを行いました。
ムービングモチベーターズ、モチベーションポーカー – NuWorks合同会社
ムービングモチベーターズは、
- 受容 「私の周りの人が、私がやっていることや私らしさを認めてくれる」
- 好奇心 「調査したり、考えたりしたいことがたくさんある」
- 自由 「私は自分自身の仕事と責任で他人から独立している」
- 地位 「私の職位は、優れていて、いっしょに働いている人たちから認められている」
- ゴール 「私の人生の目的が、私がしている仕事に反映されている」
- 名誉 「私個人の価値が私の働き方に反映されていることを誇りに思う」
- 熟達 「私の仕事は難しいが、まだ能力の範囲内にある」
- 秩序 「安定した環境のための十分な規則と方針がある」
- 権力 「私の周りに起きることを自分で左右できる裁量がある」
- 関係性 「私は仕事でかかわる人々と良好な社会的つながりを持っている」
の10個を自分の重要視している順番に並び替えるだけの簡単な内容です。
私の結果は、こんな感じ。
やってみて
ムービングモチベーターズをすると、自分が今後どのように進みたいのかを振り返るきっかけになりました。
一緒にムービングモチベーターズを実施した人同士と意見を交換すると、相手がどんなことを考えて仕事に取り組んでいるかを知るきっかけになるので、相手のスイートスポットを理解できると感じました。
相手の意外な一面を知ることが出来たりと、かなりよいワークショップだったと思います。