スクラムマスダーの日記

アジャイル、スクラムに関連した内容が多めです。

第7回「アジャイルな見積りと計画づくり」読書会を開催します!

ついにやってきました。
アジャイルな見積りと計画づくり」読書会の最終回です。

読書会の場所・日程

日時:2016年6月27日 19:30~21:00 場所:エムオーテックス株式会社 4F(大阪市淀川区西中島5-12-12)

アジャイルな見積りと計画づくり」読書会とは?

アジャイルな見積りと計画づくり」読書会は、名前の通り、アジャイルな見積りと計画づくりをみんなで読み進める会です。

アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~

アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~

心が折れる分厚い本は、みんなで読めば怖くないという気持ちで、頑張ってきました。
いまのところ、ぼくは、心が折れていません。

本の内容について、色々とディスカッションしますが、だいたい、参加者のみなさんの現場のお困りごとに話題が移っていきます。
個人的には、それでいいと思っています。現場で困っていることのヒントを探すために、参加されらっしゃる方がほとんどだと思いますので、むしろ健全だと思います。

書籍は、あくまで話題のきっかけに過ぎないと思います。

さいごに

お申込みは、connpassからお願いします!

shin-osaka-agile.connpass.com

第7回で、「アジャイルな見積りと計画づくり」読書会自体は、終了なので、次回以降に開くイベントのために、みなさんが積んでいる書籍も募集中です。
申込時に、アンケートを設けていますので、記入いただけると嬉しいです。

ちなみに2017/06/15時点での一番人気は、スクラム現場ガイド -スクラムを始めてみたけどうまくいかない時に読む本です。

スクラム現場ガイド -スクラムを始めてみたけどうまくいかない時に読む本-

スクラム現場ガイド -スクラムを始めてみたけどうまくいかない時に読む本-

ぼくも、まだ読んだことがありません!

「まいど!Agile Japan 2017 大阪サテライト」で発表してきた!

2017/06/10に、まいど!Agile Japan 2017 大阪サテライトが行われたので、参加してきました。

agilejapan-osaka.connpass.com

今年も開催できたのは、アジャイルジャパン大阪サテライト実行委員会のみなさんのおかげですので、感謝です。
(当日、ぼくは、なぜかスタッフ証をいきなり渡されて、首から下げてました…。確実に、次元歪んでます。)

発表した内容

大阪サテライトでは、LT枠がありましたので、速攻で手を挙げさせていただき、発表しました。

スライドはコレです。

speakerdeck.com

大阪サテライトでは、「働き方改革」がテーマでしたので、「アジャイル推進室の作り方 20代スクラムマスターの組織改革」というタイトルで発表しました。

内容は、スライドの通りなのですが、数年前までアジャイルをまったく取り組んでいなかった会社で、どうやってアジャイルを推進する部署を新設するに至ったかになります。

会場には、ぼく的にアジャイル界の神様的存在である、

  • 平鍋さん
  • 川口さん
  • 新井さん

らがいらっしゃって、こんな方々の前で、発表するとか、本当にいいのだろうか…と、思ってました。

ユーザーストーリーマッピング

ユーザーストーリーマッピング

とか、読んでましたからね…。

Twitterでも、及部さんが

と資料読んでくださっているので、感激ですね。

発表で伝えたかったこと

もちろん、発表時間内で、こうすれば、会社にアジャイルを広めていくことができましたという、ノウハウもお伝えしたかったことなのですが、一番お伝えしたかったのは、「ボトムアップでも、色々できることあるよ」ということです。

発表の中でも伝えましたが、ぼく自身は、会社的に役職もなければ、予算権限もありませんし、部下どころか今の部署には後輩すらいません。
それでも、周りの方に助けられて、なんとかやってきたと思っています。

アジャイル界隈は、本当にすごい方が多いです。それは、間違いありません。 ただ、アジャイルラジオの「Episode 40 アジャイルにまつわる書籍紹介と雑談」でも、少し話した通り、関西でアジャイルを推進されていらっしゃる方は、ぼくより社会人として10年以上の先輩が多く、会社の中で役職を持たれていたり、スキルの高さから周囲から既に一目置いてもらっていらっしゃる方が、ほとんどだと思っています。
(勝手な思い込みかもしれませんが…。)

ぼくのような、普通のエンジニアがアジャイルを語ることで、「アジャイルは難しいものではなく、身近なものなのだ。普段の開発に活かせるモノだ。」と感じていただきたいと思っています。 (アジャイルの代表格、スクラムは、「軽量で理解が容易だが習得は困難」なので、そんな簡単でもないですが…。)

大阪サテライトに参加してみて

ぼく自身、Agile Japanには参加したことがなく、大阪サテライトへの参加も初でした。
150名くらい参加されていて、関西にアジャイルに関心がある方が、こんなにたくさんいらっしゃるとは、思ってもみませんでした。

スタッフとして、懇親会の準備などもしていたので、すべての発表を聞けなかったことが、非常に悔やまれます。
エモい発表が多かったのですが、アジャイルは考え方だと思っていますので、致し方ない部分は、あると感じています。
ぼくの発表も、かなりエモかったですしね…。

「DDD.rb #12 RDRA for DDD ワークショップ!」に参加した!

2017/05/19は、「DDD.rb #12 RDRA for DDD ワークショップ!」に参加しました。

dddrb.doorkeeper.jp

絶賛勉強中のDDDに関するワークショップだったので、知見を深めるために参加した感じです。

資料は、以下の内容です。

www.slideshare.net

RARDとは

RDRA(ラドラ)は、Relationship driven requirement analysis のことです。日本語では、リレーションシップ駆動要件分析と言われ、要件定義のための手法になります。
詳しい内容は、上記の神崎さんの資料を見ていただけばと思います。

ワークショップの内容

ワークショップでは、会議室を貸し出すサービスをRDRAで表現するという内容でした。
3人1チームで、システム地図を作成したのですが、一緒のチームのみなさんが、すごい方ばかりで、かなりいい感じで、進めることができました。

悩んだところ

ユースケースと利用シーンの違いが、なかなか区別がつかないところで、悩みました。
利用シーンは、ユースケースを安定させるためにあるそうです。ユースケースが明確に表現でき合意できるのであれば、利用シーンが不要としてもよいらしいです。
チームでは、ユースケースをどんどん出してから、利用シーンでいくつかのユースケースをまとめていく方法で進めました。一個一個のユースケースの目的を利用シーンを書くと、いい感じにまとまった気がしています。
一つのユースケースが一つの利用シーンになって、同じ名称になる場合があったので、このパターンが利用シーンが明確に不要な場合なんだろうなと思います。

ワークショップを体験した感想

1枚のシステム地図を描くことで、ビジネスと開発をつなぐことができると感じました。もちろん、大規模で要件が複雑なソフトウェアであれば、1枚でシステム地図を描くことはできないですが、システム地図を分ける範囲が、ドメインの境界にできるようです。
ビジネスサイドで、ユーザーストーリーマッピングしたあとに、そのユーザーストーリーをユースケースとして扱えば、流れとしては良い感じだと思います。
画面の数や種類もざっくり分かるので、UI/UXデザイナーにとっても有効だと思いました。

そのた

2~3年ほど前から、すごいエンジニアだと噂で耳にしていた @chipstar_light さんと初めてお会いして、お話することができた。勉強会でも、色々と質問されていて、実際に、すごい方だと感じました。
次は、@chipstar_light さんが、Agile Japan 2017 京都サテライト おいでやす〜を開催されるので、楽しみ。

connpass.com