スクラムマスダーの日記

アジャイル、スクラムに関連した内容が多めです。

「アジャイルな見積りと計画づくり」読書会が最終回を迎えました!~ゆとりって何だろう?~

2017/06/27に、第7回「アジャイルな見積りと計画づくり」読書会(最終回)を開催しました。

shin-osaka-agile.connpass.com

アジャイルラジオをきっかけに始めた読書会でしたが、無事、分厚い一冊を読み終わることができました。

f:id:scrummasudar:20170629104354j:plain ※いつもお手伝いしてくれる後輩のお手製ボード!!

第7回の内容

読書会の範囲は、

でした。

ぼくは、22章を読むチームでしたので、メモはこんな感じ。

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以下、読書会で個人的に思ったことをつらつらと書きます。

ゆとりって何だろう?

ゆとり大事ですね。
今回の読書会の範囲にも、「ゆとりを残す。」(P.264 22章)が、12のガイドラインに書かれていました。

最近、スクラムマスターの師匠と色々と話しをしていることで、「ゆとり」というのは、「なんの目的もなく過ごすことが出来る時間」のことかな?と思うようになってきました。
読書会の中でも、「チームに、ゆとりの時間を確保していますか?」と質問したところ、「改善の時間として、○○%確保してますよ」という返事がありました。
たしかに、改善の時間も重要なんですが、個人的には「ゆとり」ではな気がしています。「改善する」という目的に使う必要があるので、実際何かしらの作業をする必要があるという風に考えています。

なので、チームのとっての真のゆとりは、改善の結果生み出された隙間時間だと思うように、最近はなっています。
真のゆとりの時間は、開発チームが勝ち取る感じなのかなーと。

もちろん、自動化などの改善の方法を知らないチームもあるでしょうし、POから「改善??プロダクトバックログを消化してよ!」と命じられているチームもあるので、よりよいプロダクトを開発していく上で、スクラムマスターなどが改善の時間を確保する必要があることも事実かとは思います。

ただ、それは、ゆとりとは、違うんじゃないかな〜と思ってます。

ほかの話を聞くと、「何も目的がない時間とか過ごせない…。だから改善の時間に当てた。」ということもあったので、ゆとりの時間への心理的安全性も大事ですね。
チームメンバーが何を持って心理的安全性としているかは、様々なので、「目的がない時間を過ごす」ということに対して心理的安全性をそもそも感じてもらえないと、そのチームにとってのゆとりは、ゆとりではないのかもしれません。

さてー、何を言ってるのか、自分でもわからなくなってきたので、ゆとりの話はやめようと思います。
アジリティー高いので、次は、また違うこと言ってるかもしれません。 なんたって、ぼくは、アジャイルゆとり世代ですからね!

おわりに

いままで、「アジャイルな見積りと計画づくり」読書会にご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
読書会やるよーって言って、会社の先輩・後輩がお手伝いいただいたのも、感謝です。そもそも、社外勉強会に会社を使っても良いとしている会社自体にも感謝ですね。

せっかく続けてきた勉強会なので、違う書籍で読書会を実施しようと思います。
これからもご参加いただけると嬉しく思います。