2016年4月20日に、3回目の実践ドメイン駆動設計の読書会(略して、IDDD読書会)を開催しました。
IDDD読書会とは?
IDDD読書会は、
- 作者: ヴァーン・ヴァーノン
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2015/03/19
- メディア: Kindle版
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ドメイン駆動設計に詳しい方がファシリテーターとなって読み進めてくださる形式ですので、DDDについてあまり知らない方でも、関心を持っていただいている方なら安心の読書会です。
私は、DDDを実践するプロジェクトに絶賛参画中ですが、ほとんどわかってないので、IDDD読書会で勉強中です。
今回は、第3回ということで、第3章と、第4章の4.3ヘキサゴナルアーキテクチャまで読み進めました。
第3回の読書内容
第3章はコンテキストマップの重要性を学習しました。 特に、2つの境界づけられたコンテキストについては、盛り上がりました! 関係性ってなかなか難しいです。
第3章で個人的に考えさせられたのは、コアドメインは下流になり、上流の影響を受けるという点です。 最近のWebアプリで言えば、ユーザーのメールアドレス登録から、ログイン機能などは、必須の機能ですが、これらがコアドメインになることは、ほとんどありません。 しかし、セキュリティーやユーザーごとのスペースを確保することを考えると、なくてはなりません。 これらの機能を開発することで、コアドメインとなる機能をなかなか開発できないことは、よくある話ではないでしょうか?
第4章は、アーキテクチャの話です。 レイヤー化アーキテクチャとヘキサゴナルアーキテクチャのみだったので、更に第4章を読み進めないと、理解するのは難しかったです。次回の読書会まで、モヤモヤしたままなので、GW中にでも、個人的に読み進めようと思っています。
ディスカッションタイム
読書会では、みんなで本を読み進めるだけでなく、みなさんの考えや経験談をディスカッションするタイムがあります。 第3回では、付箋に本を読んだ意見を書いて、付箋を元に、ディスカッションしました。 私自身は、DDDの経験が少なく、自分から話すことは少ないですが、みなさんの意見を聞くだけでも非常に参考になりました。
第4回の開催
2016年5月10日に、第4回のIDDD読書会を実施します。 興味を持っていただいた方は、こちらからお申し込みください。
GW明けなので、頭が正常に動いているか心配です・・・。