DevLOVE関西さん主催の「「心理的安全性」のことに思いを馳せてみる」に参加させていただきました!
devlove-kansai.doorkeeper.jp
心理的安全性は、Agile Japan 2017でも話題になっていたので、気になっていたワードであったことは、もちろんですが、及部さんのお話を聞いてみたいという思いが強く、「参加しないと!」って感じでした。
個人的な感想を、つらつらと書いていきます。
心理的安全性について本気出して考えてみたら普段やってるチーミングの話だった
及部さんのセッション
speakerdeck.com
資料のタイトルが、DevLOVE関西さんのWebページ掲載タイトルとは異なるという、いきなり中村さんの心理的安全性を崩していくスタイル!
このような、発表におけるつかみが、大事なのかもしれません!
心理的安全性について、及部さんが色々と考えられたらチーミングにたどり着いたのは、なるほどな~って感じです。
もちろん、言われれば、そのとおりなのですが、心理的安全性という概念を、いかに現場感に落とし込めるかが、真のプロフェッショナルなんかなーと。
「チームのゴール」と「個人のゴール」
チームのゴールは、各現場で色々とあると思います!で、それがチームの中で共有できている状態ですよね~と。
※この段階で、あやしいチームいっぱいある気がしますが…
個人のゴールも、色々とありますよね!働く目的は色々なのは、間違いないです。
独身ならば、単純にスキルを磨くだけで、いいかもしれませんが、家庭を持つと養っていかなければならないですよねーと。
ゴール自体に、良い悪いは、ないと思います。
及部さんの問いかけとしては、「チームのゴール」と「個人のゴール」って、同じになってますか?、ということだったと思います。
チームも個人も、同じ問題を見つめて取り組む形にするために、
などなど実施すると、良い感じになるんじゃないかなーって。
「言える化」と「失敗の定義」
言える化!
難しいですね…。日々悩んでます。新入社員を含めプロジェクトに新しい方が参画されるたびに、悩んでいる気がします。
ほんと、スクラムはじめて、悩んでばっかりです。
チームで仕事をしている中で、困ったこと、改善したいこと、より良くしたいことなどなどは、日々共有していく必要がありますよね。
ただ、自分のスキルのなさを露呈したり、現状について否定的なことを言うことは、良くない、つまり失敗につながっていると、直感的に思います。
ただ、チームにおける真の失敗とは、なんだ?ということを共通認識することで、今発生している課題は、失敗ではないことをチームメンバーそれぞれが持つことができるようになると思います。
おそらく、真に回避すべき失敗があるのだから、今起きていることは失敗ではないので、チームでどんどん解決すればよいという考えに至るのが、心理的安全性につながるのかなーと。
事象が失敗ではなく、学びのきっかけになるのが理想なのだと感じています。
本質が先
真にワークするチームは、集められたチームではなく、集まったチームになる。そのためには、チーミングが必要で、さらに心理的安全性が自然と必要になる。
まさに、そのとおりですね。本質とは、なんぞやということです。
一つのチーミングの方法として、モブプログラミングがあるのかと思います。
良いチームにするために、
人が必要で、スクラムのコンテキストであれば、スクラムマスターになりますね。
良いチームは、戦友であるというのもそのとおりで、互いに刺激し合える関係でなければならないと思います。
アジャイルでは、技術的卓越性が求められているので、単なる仲良しこよしでは、ダメなのです。
○○さんだからできる!
及部さんが、「そう言っても○○さんだからできるんでしょ」は、「そうだよ!だって、そのために取り組んでるから!」とおっしゃってたのが印象的でした。
誰にでもできるものではなく、努力しているからできるのです。
もっと、自信持って、取り組む必要あるな!って思いました。ぼくは、まだまだ未熟ですが!
心理的安全性があるとき〜ないとき〜 チームマネジメント・ファシリテートの経験談
金 陽信さんのセッション
資料が公開されていないので、ざっくり覚えている限りの内容です。
発表内容は、本当に、泥臭くて、コレが現場だな!って感じです。
良い感じの成功事例も、もちろん目指すべき状態として必要なのですが、もちろん現場は山あり谷ありなので、失敗事例も大切です。
こういうことをやったらまずいよな~ということを知っておくだけでも、少し変わると思います。
担当者を飛び越える、「私バカだから…」と発言される方がいらしゃるなど、「そんなことあるかーい!」って感じですけど、実際、様々な現場で起きているのが事実かなーと。
心理的安全性って、構築するのには色々なことが必要ですが、壊すのは一瞬というのは、真実だと思います。
心理的安全性は、人間同士のつながりの話しですからね。基本は、人間関係をベースに考えればよいのかなーと。
おわりに
今回は、参加してホントよかったなーって感じです。お二人の発表は、参考になることばかりでした。
ぼくのチームも「負けてないぞ!」って思いつつ、「そう、負けてないって感じだよなー」っという…。
スクラムマスターの仕事は、チームを世界最高のチームにすることなんで、まだまだ、やることいっぱいあるなーって感じでした!
おまけ
エムオーテックスは西の聖地らしい!