スクラムマスダーの日記

アジャイル、スクラムに関連した内容が多めです。

「エラスティックリーダーシップ」読書会はじまります!

タイトル通りですが、新・大阪アジャイル勉強会で、「エラスティックリーダーシップ」読書会をはじめます! shin-osaka-agile.connpass.com connpassで、参加者募集中です!

「エラスティックリーダーシップ」読書会とは

文字通り、読書会参加者で、『エラスティックリーダーシップ ―自己組織化チームの育て方』を読み進める会です。
書籍の内容について理解を深めることはもちろんですが、書籍をきっかけに、参加いただいた方々が、自身の仕事現場をふりかえり、改善につながればと考えています。
各回の読書会の範囲で、現場で困っていること、気になっていること、改善したいことについて、参加いただいた方同士で、話し合い、現場に持ち帰っていだき、最終的に改善につながることを理想としています。

読書会の進め方

読書会は、「アジャイルな見積りと計画づくり」読書会と同じくジグソー法を用いて進めます。

  1. グループにごとに読む範囲を決める。
  2. 決めた範囲を黙読する。
  3. グループごとに読んだ範囲についてディスカッションする。
  4. グループを変更する。
  5. 読んだ範囲を読んでない参加者に伝える。
  6. その範囲についてディスカッションする。
  7. 5と6を繰り返す。

という流れです。
読んだ内容を読んでいない相手に伝える必要があるため、より深く書籍を読み、自分の言葉に言い換えることで理解が深まる手法になっています。

第1回目について

  • はじめに
  • 1章 チームリーダーマニフェストに向かって努力する
  • 2章 リーダーシップスタイルをチームのフェーズに合わせる
  • 3章 バス因子に対処する
  • 4章 サバイバルモードに対処する

が対象範囲となっています。

おわりに

黙読時間を設けていますので、書籍を読む時間がない、1人で書籍を読むことが苦手なので事前に読むことが苦手な方も、ご参加いただけます。『エラスティックリーダーシップ』を買って、そのまま読書会に、ご参加いただけます。
もちろん、事前に読んでから読書会に参加した方が、理解は深まると思います。

それでは、みなさまのご参加をお待ちしております!!

エラスティックリーダーシップ ―自己組織化チームの育て方

エラスティックリーダーシップ ―自己組織化チームの育て方

「アジャイルな見積りと計画づくり」読書会が最終回を迎えました!~ゆとりって何だろう?~

2017/06/27に、第7回「アジャイルな見積りと計画づくり」読書会(最終回)を開催しました。

shin-osaka-agile.connpass.com

アジャイルラジオをきっかけに始めた読書会でしたが、無事、分厚い一冊を読み終わることができました。

f:id:scrummasudar:20170629104354j:plain ※いつもお手伝いしてくれる後輩のお手製ボード!!

第7回の内容

読書会の範囲は、

でした。

ぼくは、22章を読むチームでしたので、メモはこんな感じ。

f:id:scrummasudar:20170629104941j:plain

以下、読書会で個人的に思ったことをつらつらと書きます。

ゆとりって何だろう?

ゆとり大事ですね。
今回の読書会の範囲にも、「ゆとりを残す。」(P.264 22章)が、12のガイドラインに書かれていました。

最近、スクラムマスターの師匠と色々と話しをしていることで、「ゆとり」というのは、「なんの目的もなく過ごすことが出来る時間」のことかな?と思うようになってきました。
読書会の中でも、「チームに、ゆとりの時間を確保していますか?」と質問したところ、「改善の時間として、○○%確保してますよ」という返事がありました。
たしかに、改善の時間も重要なんですが、個人的には「ゆとり」ではな気がしています。「改善する」という目的に使う必要があるので、実際何かしらの作業をする必要があるという風に考えています。

なので、チームのとっての真のゆとりは、改善の結果生み出された隙間時間だと思うように、最近はなっています。
真のゆとりの時間は、開発チームが勝ち取る感じなのかなーと。

もちろん、自動化などの改善の方法を知らないチームもあるでしょうし、POから「改善??プロダクトバックログを消化してよ!」と命じられているチームもあるので、よりよいプロダクトを開発していく上で、スクラムマスターなどが改善の時間を確保する必要があることも事実かとは思います。

ただ、それは、ゆとりとは、違うんじゃないかな〜と思ってます。

ほかの話を聞くと、「何も目的がない時間とか過ごせない…。だから改善の時間に当てた。」ということもあったので、ゆとりの時間への心理的安全性も大事ですね。
チームメンバーが何を持って心理的安全性としているかは、様々なので、「目的がない時間を過ごす」ということに対して心理的安全性をそもそも感じてもらえないと、そのチームにとってのゆとりは、ゆとりではないのかもしれません。

さてー、何を言ってるのか、自分でもわからなくなってきたので、ゆとりの話はやめようと思います。
アジリティー高いので、次は、また違うこと言ってるかもしれません。 なんたって、ぼくは、アジャイルゆとり世代ですからね!

おわりに

いままで、「アジャイルな見積りと計画づくり」読書会にご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
読書会やるよーって言って、会社の先輩・後輩がお手伝いいただいたのも、感謝です。そもそも、社外勉強会に会社を使っても良いとしている会社自体にも感謝ですね。

せっかく続けてきた勉強会なので、違う書籍で読書会を実施しようと思います。
これからもご参加いただけると嬉しく思います。

「Agile Japan 2017 京都サテライト おいでやす〜」に参加してきた!

2017/06/17は、Agile Japan 2017 京都サテライト おいでやす〜に、参加してきました!

connpass.com

運営のみなさま、ありがとうございます!京アジャさんのイベントに参加したのは、初めてでした〜。
11年ほど、京都で学生してましたが、社会人になると、なかなか京都に行きませんね…。

「ブログを書いて、かつ、現場で実践するまでが、京都サテライトの受け入れ条件」とおっしゃっていたので、ブログ書きます!

※と言いつつ、大阪サテライトも、ブログ書いてますよ!

scrummasudar.hatenablog.com

基調講演

Joshua Kerievskyさんのモダンアジャイルのお話でした。
資料は、コレです。
心理的安全性は、アジャイル界隈で、なぜか話題な気がします。
大阪サテライトでも同じものを見たので、理解は進んだかも??

メトリクスによる「見える化」のススメ: No 見える化、No 改善

伊藤 宏幸さんのワークショップでした。

www.slideshare.net

f:id:scrummasudar:20170618212543j:plain

見える化は、見せ方を数字に拘る必要はないと感じました。
現場でも、色々と使える内容は、多いと思います。
課題自体の掘り下げも大事ですね。ふりかえりでファシリテートしている身としては、色々と考えさせられます。

7チームの状況を見渡している伊藤さんの視野とか観察眼がすごい…。
伊藤さんが、素晴らしい方であることは、もちろん以前から存じ上げてます。

芯を通す開発を目指して ー アジャイル"ファン"が本気でアジャイル開発に取り組んだ2年間 ー

前川 博志さんの発表。

www.slideshare.net

発表内容は、まさにその通りだなぁという感じでした。
アジャイルとかウォーターフォールといった開発プロセス関係なく、考えるべき内容だと思います。
ぼく的には、メーカー、サービサーで、ずっと働いているので、常に気をつけている内容でした。

むしろ、リモートで、どうやって開発しているのかが気になりました。

懇親会

LTが出来たので、やりました!大阪サテライトに続き、2週連続の発表でした。
「分厚い技術書に立ち向かう 『アジャイルな見積りと計画づくり』読書会」というタイトルで発表しました。

speakerdeck.com

QAを担当されている方が、アジャイルについて発表されており、DevOpsの前に、DevQAというのは、その通りだなぁと思いました。
英語のDevOpsのWikiには、Dev、QA、Opsとありますね。QA大事です。

おわりに

伊藤さんとお話させていただいた時に、「Twitterで知ってましたよ〜」って、言っていただき、「まじか〜」ってなりました。
ホント、光栄ですね。
これからも、関西で、頑張ろ!